絵本 [ゆきどけゆきだるま] 
ゆきどけ ゆきだるま 作・絵 いなば たかゆき
―春を、夏を、秋を駆け抜けた、
     ゆきだるまのお話です。―

― あ ら す じ ―

ある日、森で出会ったゆきだるま。春がきて、もうすぐとけてしまうと嘆いておりました。
動物たちは、ゆきだるまが春から逃げられるようにと足をつけてしまいました。
自由になったゆきだるまは、しだいにいじわるになっていき・・・
おおきくなったゆきだるまはおおあばれ。
でも・・・  いつのまにかひとりぼっちになってしまいました
深く反省したゆきだるま。でも、どうしたらよいのかわかりません。
そんなゆきだるまにチャンスが与えられました。
ゆきだるまは 一生けんめい あやまりました。

そして、みんなの ために ソリを 引っぱりました。

そのほうが、ずっと 楽しいって ことに 気づいたのです。




ゆきどけゆきだるまのおはなしでした。

 
 
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