『 月に逢えた流れ星 』

また月を彫りました。
今回は笑顔の凛々しいお月さんと、
はるばると宇宙を渡ってきた流れ星くんとの
貴重な出会いの瞬間です。
                               〈2016.2.22〉


流れ星は、月のお鼻にタッチ。                       あいかわらずの裏面です。




       星の光がたなびいているのです。             お月さんは手の平を差し出し、流れ星を受け止めました。




※月の襟を彫り進めているうちに裏面に節(枝の生え出る部分)のようなものが出てきてどうなるのか心配だったのですが、
不思議なくらいちょうどいい場所だったので更に彫り進めていくと感じの良い木目になりました。
(作者個人の感想です。)
 ■大きさは、約6p×5.1p、( 写真《裏面》、縦・横の寸法になります。)
厚さ2.7p(金具の高さ 7mm ぐらい含みます。)
■使用している木材は、びわの木です。
 緻密で粘り強いため、古くは櫛〈くし〉や印材、木刀などに用いられていました。
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